2011年04月26日 [参考訳文]UBS､第1四半期に22億スイス・フランの税引前利益を計上；グループ新規純資金流入は223億スイス・フラン；Tier 1資本比率17.9%
2011年第1四半期の利益は2010年第4四半期を上回る増益となりました。全ての資産運用ビジネスで純資金流入がみられた結果、グループの新規純資金は流入となり、顧客の信頼が回復したことが裏付けられました。Basel II Tier 資本1比率は業界最高水準を維持しました。
- UBS株主帰属純利益は18億スイス・フランと、2010年第4四半期の17億スイス・フランから増加。希薄化後一株当たり利益は前四半期の0.43スイス・フランに対し、0.47スイス・フラン
- グループ全体の収入は83億スイス・フランと、前四半期の71億スイス・フランから増収
- 税引前利益は22億スイス・フランと、前四半期の12億スイス・フランから増加
- 純税金費用は4億2,600万スイス・フランと、前四半期の4億6,900万スイス・フランのタックスクレジットから費用となった
- グループの新規純資金は223億スイス・フランと、前四半期の71億スイス・フランから増加
- BIS Tier 1資本比率は、前四半期の17.8%から17.9%へ上昇
- グループの運用資産は、2兆2,000億スイス・フランと、前四半期比2%増加
- ウェルス・マネジメント部門では、新規純資金が111億スイス・フランへ大幅増。税引前利益も6億4,500万スイス・フランへ40%増となった。グロス・マージンは98ベーシス・ポイントへ改善
- リテール＆コーポレート部門では、税引前利益が4%増の4億300万スイス・フラン
- ウェルス・マネジメント・アメリカズでは、税引前利益が前四半期の小幅赤字から黒字転換し、1億1,100万スイス・フランとなった。新規純資金は36億スイス・フランの流入へと、5四半期連続して改善
- グローバル・アセット・マネジメントでは、税引前利益1億2,400万スイス・フランを計上。新規純資金は前四半期の10億スイス・フランから56億スイス・フランへと大幅増
- インベストメント・バンクでは、自己クレジットに係る損失1億3,300万スイス・フランを除く税引前利益は9億6,700万スイス・フランを計上。フィクスト・インカム・カレンシー・コモディティー(FICC）部門が好調なクレジット取引収入を上げたほか、株式部門も好調に推移し、全体の利益を牽引
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