[参考和訳(要旨)] 2021年第3四半期決算
お客様のために、絶え間なく結果を出し続けます
お客様は引き続き当社に信頼を寄せてくださっており、その証として、資金流入と取引量の増加は年初来好調に推移してきました。良好な市場環境と投資家心理も相まって、会社全体の成長へとつながっています。2021年1-9月期にグローバル・ウェルス・マネジメントでは全地域で800億米ドルの純新規手数料創出資産の流入があり、グローバル・ウェルス・マネジメントとP&Cパーソナル・バンキングの純新規貸付は230億米ドルとなりました。一方で、堅調な顧客活動により、グローバル・ウェルス・マネジメントの取引ベースの収入は前年同期比8%増、グローバルバンキングの収入は同44%増となりました。
成長と効率性を高めるための戦略的取り組みを実行しています
2021年1-9月期には、個人投資家および機関投資家からプライベート市場への260億米ドルの投資を円滑に進め、個人のお客様が当社の規模を活用して機関投資家と同様のレベルのアクセスとプライシングを利用できるよう支援しました。サステナビリティは、お客様にとっても当社にとっても引き続き重要なテーマであり、サステナビリティ・フォーカスの投資やインパクト投資の残高は年率で63%増加し2,070億米ドルに達しました。米国で提供している統合型SMAには、「My Way」を利用した投資一任運用サービス同様、資金が流入し続けています。
UBSの力を解き放ち、より高いリターンを実現してまいります
2021年第3四半期税引前利益は28億6,500万米ドル(前年同期比11%増)で、これには1,400万米ドルの貸倒引当金戻入額が含まれています。 費用/収入比率は前年同期から1.7ポイント低下して68.7%となりました。営業利益は前年同期比2%増、営業費用は同1%減となりました。株主帰属純利益は22億7,900万米ドル(前年同期比9%増)、希薄化後1株当たり利益は0.63米ドルでした。普通株Tier1自己資本利益率は20.8%、四半期末の普通株 Tier1自己資本比率は14.9%(目標基準13%以上)、普通株Tier1レバレッジ比率は4.31%(目標基準3.7%以上)と、ともに前四半期比で上昇しました。2021年1-9月期には、20億米ドルの自社株を買い戻しました。第4四半期にはさらに最大6億米ドルの自社株式買い戻しを予定しています。