[参考和訳(要旨)] 2023年第4四半期決算

Tokyo2024年 02月 06日 14:45Media JapanInvestor Releases

UBS、第4四半期決算を発表、財務目標を確認
前年同期比27%増の1株当たり0.70米ドルの配当を提案し、2024年下期に自社株買いを再開する予定

スイス 証券取引所規制上場規則第53条に基づく追加発表

2023年第4四半期および通期のハイライト

  • 2023年第4四半期の税引前純利益は7億5,100万米ドルの損失。この数字には、統合関連費用、額面価格へのアキュムレーションその他のPPA(取得原価の配分)関連利益に加え、スイス証券取引所(SIX)への投資に関連する損失5億800万米ドルが含まれています。それらの特殊要因を除いた1税引前利益は5億9,200万米ドルでした。
  • 2023年通期の税引前利益は299億1,600万米ドル。これには289億2,500万米ドルの負ののれんが含まれています。
  • 戦略的統合の第一段階の完了。フランチャイズの安定化、特殊要因を除いたベースでの買収後の黒字化を実現し、再建への取組みを開始。
  • 2023年の買収完了来、GWMの純新規資金2は770億米ドル、GWMおよびP&C全体の純新規預金は770億米ドル;2023年第4四半期のグローバル・ウェルス・マネジメント(GWM) の純新規資金2は220億米ドル、純新規預金は160億米ドル、パーソナル&コーポレート・バンキング(P&C)の純新規預金は70億スイス・フランと、顧客の好調なモメンタムを表しています。
  • 2023年度は出口基準ベースで前年(合算)比40億米ドル程度のコスト削減を達成
  • 非中核及びレガシー(NCL)資産の段階的縮小は順調に進展。リスク加重資産(RWA)は55億米ドル減少(うち4分の3は積極的に縮小)、 レバレッジ・レシオ・デノミネーター(LRD)は190億米ドル減少、特殊要因を除いた営業費用は前四半期比9%減。
  • 強固な資本力を維持。普通株Tier1比率は14.5%、普通株Tier1レバレッジ比率は4.7%とガイダンスを大幅に上回る。
  • 2023年度の普通配当は前年比27%増の1株当たり0.70米ドルを提案する予定。定時株主総会での承認を経て確定。