[参考和訳（要旨）] 2024年第2四半期決算

2024年第2四半期および通期のハイライト

• 2024年第2四半期の税引前利益は15億米ドル、特殊要因を除いた1税引前利益は21億米ドル。これは、顧客フランチャイズの堅固さと当社の戦略および統合計画の規律ある実行を示すものとなりました。純利益は11億米ドルでした。
• 2024年上半期の税引前利益は38億米ドル、特殊要因を除いた1税引前利益は47億米ドル、純利益は29億米ドル。普通株Tier1 自己資本利益率は7.5％、特殊要因を除いた普通株Tier1 自己資本利益率は9.2%でした。
• 顧客のモメンタムが継続し、グローバル・ウェルス・マネジメント(GWM)の純新規資産は270億米ドル、インベストメント・バンク部門でも好調な取引活動が見られました。グローバルマーケッツ部門は第2四半期としては最高2の収益をあげ、特殊要因を除いたグローバルバンキング部門の収益は前年同期比55%増とすべてのプロダクトにおいて手数料プールを大幅アウトパフォームしました。
• 非中核およびレガシー（NCL）部門のリスク加重資産（RWA）は主に積極的なポジション解消による前四半期比80億米ドル減などにより、2023年第2四半期から42%減少しました。特殊要因を除いた営業費用（訴訟費用以外）は、前四半期比17%減。収益は4億米ドルでした。
• 9億米ドルの追加的な総コスト削減を達成し、年換算の累計総コスト削減目標額の約45%を達成。
• 主要法人の合併が計画通りに完了し、さらなるコスト、資本、資金調達・税制上のシナジーを引き出すための顧客の移行の次の重要な段階が実行可能となりました。
• 普通株Tier1 自己資本比率14.9%、普通株Tier1レバレッジ比率4.9％で、あらゆる状況に対応できる堅固なバランスシートを維持し、2024年の資本還元目標の達成を支援。6月に自社株買戻しを開始し、2024年8月9日時点で4億6,700万米ドル相当を買い戻しています。総損失吸収能力は1,980億米ドル。
• ユーロマネー誌のAwards for Excellence 2024において「World’s Best Bank」賞と、スイスにおける「Switzerland’s Best Bank」賞を受賞。当社のグローバル戦略、リーチ、スイス国内および世界中のお客様にサービスを提供できる当社の強みが評価されました。