[参考和訳(要旨)] 2024年3四半期決算

Tokyo2024年 10月 30日 12:45Media Japan

UBS、2024年第3四半期の純利益は14億米ドル、投資預かり資産は6.2兆米ドルに
顧客のための価値創造、統合の迅速な完了、成長のための投資

スイス 証券取引所規制上場規則第53条に基づく追加発表

2024年第3四半期および通期のハイライト

  • 2024年第3四半期の税引前利益は19億米ドル、特殊要因を除いた1税引前利益は24億米ドル と顧客フランチャイズの堅固さと、当社の多様で世界規模のビジネスモデルの強みを実証するものとなりました。純利益は14億米ドル、普通株Tier 1自己資本利益率は7.6%、特殊要因を除いた普通株Tier 1自己資本利益率は9.4%でした。
  • 顧客のモメンタムは継続しており、グローバル・ウェルス・マネジメント(GWM)の純新規資産は250億米ドルとなりました。2024年に純新規資産1,000億米ドルを達成するという意欲的な目標に向けて順調に推移しています。グループの投資預かり資産は前年同期比15%増の6兆2,000億米ドル。本四半期にはスイス国内で約350億スイス・フランの更新を含む融資を実行しました。
  • GWMとインベストメント・バンク (IB) での取引活動が好調。 特殊要因を除いたGWMの取引ベースの収入は前年同期比19%増、グローバルマーケッツ部門の同収益は同31%増となりました。
  • 非中核およびレガシー (NCL) 部門のリスク加重資産 (RWA) の削減は予定より前倒しで進捗。2024年第3四半期に50億米ドルを削減し、2023年第2四半期以降の削減額は410億米ドルとなりました。
  • コスト削減は意欲的な目標を上回るペースで進んでいます。2024年第3四半期に8億米ドルの追加の総コスト削減を実現し、2024年通年では約75億米ドルの削減を見込んでいます。
  • 顧客口座移管の第一弾が成功裏に完了10月にルクセンブルクと香港で顧客口座移管の第一弾が完了しました。年末までにシンガポールと日本、2025年にスイスでの移管を予定しており、これによりお客様へのサービス提供が拡大し、また2025年末から2026年にかけて大幅なコスト削減を実現する次の段階への態勢を整えています。
  • 強固な資本基盤により、規制当局と合意した段階的資本調整の廃止を自主的に前倒しすることができ、普通株Tier1自己資本比率は当社のガイダンスに沿ったものとなりました。2025年から2026年にかけての株主配当と自社株買い戻しも引き続き予定しています。
  • 長期的な成長を目指して従業員、プロダクト、業務能力に投資しています。2025年3月までに50,000名の従業員にMicrosoft 365 Copilotのライセンスを提供します。これはグローバルな金融サービス業界において最大規模の導入です。