2011年02月08日 [参考訳文]UBS、第4四半期に13億スイス・フランの株主帰属純利益を計上;通期純利益は72億スイス・フラン

東京2011年 02月 07日 20:43Media Japan

 

  • 2010年のUBS株主帰属純利益は、2009年の27億スイス・フランの損失に対し、72億スイス・フランの利益となった。希薄化後一株当たり利益は、2009年のマイナス0.75スイス・フランから黒字に転じ、2010年は1.87スイス・フランとなった。株主資本利益率は昨年末のマイナス7.8%に対し、2010年は15.9%となった。
  • 2010年末のBIS Tier1自己資本比率は、2009年末の15.4%から17.7%に上昇。またBISコアTier1自己資本比率も11.9%から15.3%に上昇。自己資本基準を満たすため、利益を内部留保し、2010年も配当を実施しないこととする。
  • コスト抑制を継続:2010年の固定費は、200億スイス・フラン未満の目標を達成。
  • 2010年のボーナス予定額を、2009年の48億スイス・フランから43億スイス・フランへ10%削減。
  • 第4四半期における株主帰属純利益は12億9,000万スイス・フラン、希薄化後一株あたり利益は0.33スイス・フラン。タックスクレジットが第3四半期の8億2,500万スイス・フランから1億4,900万スイス・フランへ大幅に縮小。
  • 第4四半期における税引前利益は、第3四半期の8億1,800万スイス・フランから大幅に増加し、11億6,100万スイス・フラン。全事業で顧客活動が活発化した。これには貸倒損失1億6,400万スイス・フラン、自己クレジットに関わる損失5億900万スイス・フランならびに一般管理費の増加が含まれる。
  • BIS Tier 1自己資本比率は、第3四半期の16.7%から業界トップクラスの17.7%へ上昇。
  • BISコアTier 1自己資本比率は、第3四半期の14.2%から15.3%へ上昇。
  • 新規純資金は、全資産運用事業で流入となった結果、71億スイス・フランと、安定した推移となった。
  • 部門別実績:ウェルス・マネジメント部門は安定した税引前利益を計上。リテール&コーポレート部門は、貸倒損失の増加により税引前利益が減少。ウェルス・マネジメント・アメリカズでは事業環境が好調に推移したものの、訴訟費用引当金により税引前損失を計上。新規純資金は34億スイス・フランの流入へと、大幅に改善。グローバル・アセット・マネジメントの税引前利益は18%増。インベストメント・バンクは第3四半期比17%増収へと回復。
  • バランス・シートは10%減少。リスク加重資産も第4四半期中に5%減少。

※ディスクレーマー: 本メディアリリースの公式版はオリジナル言語版です。翻訳言語版は読者の便宜を図る目的で提供されたものです。本メディアリリースの正確な内容を確認する必要がある場合には、オリジナル言語版を参照して頂くようお願い致します。